金融庁は5日、証券口座が乗っ取られて勝手に株式が売買される不正取引の件数が、1月から先月までで5958件に上り、金額は5000億円を超えたと発表しました。

 先月の不正取引件数は2289件で、4月からは減少しましたが、依然として高い水準で被害が続いています。

 被害の急拡大を受けて、証券会社は一定の補償を行う方針ですが、金融庁は多要素認証の利用やこまめな口座状況の確認など、改めて注意を呼び掛けています。

(「グッド!モーニング」2025年6月6日放送分より)