日本製鉄によるUSスチールの買収計画について、アメリカのラトニック商務長官はトランプ大統領に「承認可能」と勧告したことを明らかにしました。

アメリカ ラトニック商務長官 「(安全保障上の)懸念の緩和措置を条件に承認可能と勧告した」

 ラトニック商務長官は5日、USスチール買収について、安全保障上の懸念の緩和を条件に「承認可能」とトランプ大統領に勧告したことを明らかにしました。

 現地メディアによりますと、両社とアメリカ政府との協議は現在も続いていて、今月18日までには結論が出る見通しです。

 USスチールの取締役の過半数をアメリカ人とすることなどが義務付けられるとし、合意に至らなかった場合は、契約内容を巡って再交渉する可能性があると説明しています。