2018年に大阪府羽曳野市で会社員の男性を殺害した罪に問われ、無罪を主張している被告の控訴審が大阪高裁で始まり、弁護側は改めて無罪を主張しました。
山本孝被告(49)は2018年2月、羽曳野市の路上で平山喬司さん(当時64)を殺害した罪に問われ、一貫して無罪を主張しています。
1審の大阪地裁は、現場付近の車のドライブレコーダーに映った犯人の姿などから「被告が犯人であると強く推認される」と懲役16年を言い渡しました。
控訴審で弁護側は「(ドライブレコーダーに映った)犯人は被告にできるはずもない慣れたナイフさばきで、被告が着ていたコートも着ていない」と改めて無罪を主張。
検察は控訴棄却を求めて結審し、判決は9月に言い渡されます。