東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの高橋渉社長は、変動価格制のチケットの見直しを検討していると明らかにしました。

オリエンタルランド 高橋渉社長 「(チケットは)色んな券種も考えて、それから今、行っております。(チケットは)6つの価格帯でやっているところ、当然、見直しながらということで考えておりますので」

 4月に新しく就任した高橋社長はチケット価格について「国民の生活を見極めながら、単なる値上げという形にはしない」と強調しました。

 東京ディズニーリゾートでは現在、価格変動制が導入されていて、入園する日によって大人1人あたりのチケット代が7900円から1万900円の幅となっていますが、今後、この仕組みなどを見直す考えを示しました。

 また、2020年に休止となった年間パスポートに代わるものなど、チケットの種類を増やすことも検討しているとしました。

 すでに来月2日から行われる夏のイベント期間中は2つのパークを自由に行き来できる特別なチケットが販売されることが決まっています。