アメリカとの5回目の関税協議を終えて赤沢大臣が帰国しました。

　赤沢大臣は8日夕方、総理公邸を訪れ、ベッセント財務長官らとの交渉内容を石破総理大臣に報告するとともに、今後の方針についても話し合ったということです。

赤沢経済再生担当大臣 「事務方で閣僚級で詰めることが非常にたくさんあるということだと思います。全体のパッケージとして一致点が見つかるような方向が出てくれば、総理とトランプ大統領に話していただくということはあると思います」

　赤沢大臣は、アメリカの関税措置について「遺憾であり、見直しを強く求めている」としています。

　今月中旬のG7サミットまでに議論を進展させたい意向ですが、次の協議日程については「申し上げられることは特にない」としています。