自民党の森山裕幹事長(80)は8日、徳島市の会合で、財政規律を重視する観点から、消費税減税には慎重な考えを改めて強調しました。

「『消費税を0にする』という政党もありますし、『消費税を5%に下げる』という政党もあります。しかし、どこに財源を求めるのかという説明がありませんし、恒久的な財源としての位置づけがありません」 「消費税の減税というのは、慎重が上にも慎重であるべき。新しい財源が今はないわけでありますので」

 減税の財源を赤字国債で賄うべきだという考えについては、「今は金利のある時代に変わってきているので、財政収支のバランスを考えないと、日本の国債が国際的な信認を失う」と訴えました。

(「グッド!モーニング」2025年6月9日放送分より)