アメリカ・ロサンゼルスで、不法移民の取り締まりに反対するデモは3日目を迎えました。デモ隊は市の中心部で高速道路の封鎖を始めるなど、治安当局との衝突が拡大しています。
6日から始まった移民当局とヒスパニック系住民との衝突では、8日もデモ隊の一部が暴徒化し、車に放火したり中心部の高速道路に侵入するなどして治安当局との小競り合いが続いています。
デモの過激化を受けトランプ大統領は州兵2000人の派遣を決め、8日朝、一部が到着し、ロサンゼルス中心部に配置されました。
ただ、州兵の派遣についてはカリフォリニア州の知事は「事態を悪化させる」と反対していて、地元知事が反対するなか州兵が投入される異例の事態となっています。
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