男女平等の進捗を示す「ジェンダー・ギャップ指数」で日本が148カ国中118位となったことについて、林官房長官は「謙虚に受け止める必要がある」と述べました。
林官房長官 「依然として我が国の男女共同参画の状況が諸外国と比べて遅れていることを示すものと謙虚に受け止める必要があると」
林長官は日本が下位にとどまってる要因について、政治分野で女性の参画が遅れている点を挙げました。
また、内閣府の調査では政治活動と家庭生活との両立やハラスメント被害、政治は男性が行うものという周囲の思い込みなどが課題となっていることを示しました。
そのうえで「男女共同参画は政治に民意を反映させるうえで重要だ」と強調し、ハラスメント防止研修教材の作成や活用の促進などの取り組みを今後も進めていくとしました。