宮城県村田町の50代の女性が、SNSを通じた投資話で、現金約4850万円をだまし取られる被害に遭いました。
警察によりますと、村田町のアルバイトの50代女性は、2024年10月から11月ごろ、SNSを通じて親しくなった人物から、「国際白銀市場で8849ドルの利益を得ました。あなたはきっといい利潤を得られると信じています」などと、銀の投資を勧められ、指示された投資アプリに登録しました。
女性は、アプリに登録後、アプリのスタッフと連絡を取るように言われ、このスタッフから指示された通り、2024年11月から2025年2月にかけて、複数回にわたり、投資名目で現金計約2910万円を指定された口座に送金しました。
その後、女性は、スタッフから投資で得た利益が凍結されたので、凍結を解除するために金を振り込むように指示され、2025年2月から3月にかけて、複数回にわたり、現金計約1940万円を指定された口座に送金したということです。
不審に思った女性が、3月に警察に相談し、被害が発覚しました。
女性は、アプリ上では利益が出ていたことから信じてしまったということです。
警察は、SNSで知り合った相手からのもうけ話は詐欺と疑い、周りの人や警察に相談するよう注意を呼び掛けています。