宮城県の百日せき感染者数が、現在の集計方法になった2018年以降で最も多くなっていて、県が注意を呼び掛けています。

 県によりますと月8日までの1週間に報告された百日せきの感染者の数は、過去最多となった前の週よりも35人増え85人となりました。2025年の感染者数は、累計で350人に上ります。

 百日せきは赤ちゃんが感染すると死亡する恐れがあり、県は手洗いなど基本的な対策の徹底するほか、せきが長引く場合は医療機関へ相談するよう呼び掛けています。

 水痘、いわゆる水ぼうそうの感染者数は1医療機関当たり0.63人で、前の週の0.87人より減りましたが、引き続き注意が必要です。