千葉県成田市のアパートに放火しブラジル人女性から10万円を奪ったうえ死亡させたとして、スリランカ国籍の男が、現住建造物等放火と強盗致死の罪で起訴されました。

 起訴されたのはスリランカ国籍の自動車運転手、パトゥム・ウダヤンガ・アベースリヤ・パタバディゲ被告(31)です。

 起訴状などによりますと、被告の男は5月1日、自宅アパートでベッドマットレスに放火し、ブラジル国籍のボルジェス・シウヴァ・アマンダさん(30)から現金10万円を奪ったうえ、一酸化炭素中毒で死亡させたなどの罪に問われています。

 警察は男について、現住建造物等放火と窃盗の両容疑で逮捕していましたが、千葉地検は12日、現住建造物等放火と強盗致死の罪で起訴しました。

 千葉地検は男の認否について「公判で明らかになる事項なので、回答を差し控える」として明らかにしていません。