東日本大震災の津波で被災した宮城県東松島市の海岸防災林を再生するため、10年前に植樹したクロマツの手入れが行われました。

 東松島市浜市の海岸防災林の手入れを行ったのは、NTT東日本グループの社員やその家族など約70人です。

 NTT東日本グループは、2015年から海岸一帯にあった海風を防いだり砂の飛散防止の役割を持つ、防災林の再生活動を行っています。

 この日は3メートルほどに成長した約6800本のクロマツ周辺に生えた雑草や、幹や枝にからみつき成長の妨げとなるツタを除去しました。

 参加者「一緒に成長していきたい。元気に育ってほしい」

 NTT東日本執行役員須藤博史宮城事業部長「防災林ですので潮、風、津波が来た時にまちを守るような防災林にまた育ってほしいと思っています」