水害の危険性が高まる時期を迎え、消防団員などが水防技術を学ぶ講習会が仙台市若林区の名取川で開催されました。

 国や宮城県などが実施した講習会には各地の消防団員や自治体職員など約70人が参加し、はじめに消防署員から土のうの作り方といった基礎的な技術を学びました。

 そして、実際に土のうを積んで河川側との水位の差を小さくして水の勢いを抑え、堤防の表面が崩れることを防ぐ工法などを実践しました。

 仙台河川国道事務所三浦俊明副所長「色々な各団体が集まって一堂に会してやることによって/今回改めて見直して勉強になったんじゃないかなと思います

 講習会は毎年河川の水量が増えるこの時期に開催されていて、技術を伝承して水害の防止を目指します。