古くから茶の生産が盛んな宮城県石巻市桃生町で、地域の小学生たちが摘み取りを体験しました。

 石巻市で生産される桃生茶は、伊達政宗が生産を奨励したとされ、苦みが少ないまろやかな味わいが特徴です。

 16日、桃生小学校の6年生42人が茶摘みを体験しました。児童たちは、やぶきたという品種の新芽を巻いた状態の葉と開いている葉3枚を一緒に摘む、一芯三葉という方法で丁寧に摘み取っていました。

 児童「結構ふわふわで、これがお茶になるとはびっくりしました」「家族と一緒に採ったことを話しながら飲みたいです」「茶を摘むのがちょっとやりにくかったけど、いっぱい摘めて楽しかったです」

 摘み取られた茶葉は紅茶に加工され、2026年3月の卒業前に児童らにプレゼントされます。