悪質なホストクラブを規制する改正風営法が今月28日に施行されるのを前に、警視庁はホストクラブが集中する東京・歌舞伎町で一斉立ち入りを行いました。

 警視庁は20日夜、およそ70人態勢で、新宿区歌舞伎町のホストクラブなど340店舗に立ち入り調査を行いました。

 店の責任者などに改正された風営法について説明するとともにその遵守を呼び掛け、誓約書にサインをもらうなどしました。

警視庁保安課 半田正浩課長 「女性に対する誘惑や威圧など間違ったアプローチにならないように。罰則が重くなったので無許可営業は絶対に許さない」

 28日から施行される改正風営法は、無許可営業に対する罰則の強化や客の恋愛感情につけ込み飲食させることの禁止などが盛り込まれました。

 警視庁は「ホストクラブなどが集中する歌舞伎町地区で引き続き周知を図っていきたい」としています。