楽天イーグルスは広島と交流戦最後の3連戦でした。初戦は広島県出身宗山の犠牲フライなどで快勝しますが、2戦目3戦目は広島打線を抑えられず最終カードは負け越しです。

 20日の3連戦第1戦で楽天は4回表、2アウト2塁のチャンスでゴンザレスの6試合連続ヒットで楽天が先制します。

 更に2点を加えた9回表、広島県三次市出身の宗山が地元の声援に応える犠牲フライで追加点、4−0で快勝し楽天、7連勝です。

 勢いに乗りたい楽天ですが21日の第2戦、先発内が2回裏に、4回には2番手松井友飛がファビアンに2打席連続の2ランホームランを浴びるなど、広島打線に打ち込まれ3−8で敗れました。

 22日の最終戦で楽天は2回表、ノーアウト1塁で黒川が左中間へのヒットを放つと、ゴンザレスが1塁から快足を飛ばし1点を先制します。

 続くチャンスで辰己が高めのストレートをセンターに弾き返し、この回更に1点を追加します。

 しかし、楽天リードで迎えた4回裏、先発藤井がヒットとフォアボールで満塁のピンチを背負うと、代打中村奨成の一打で3人のランナーが帰り逆転を許します。

 更に7回裏、3番手渡辺翔太が満塁のピンチを迎えると、坂倉に変化球を捉えられ2点を追加されます。

 広島のリリーフ陣を打ち崩せず、交流戦を勝利で締めくくることはできませんでした。

【20日】広島0−4楽天 【21日】広島8−3楽天 【22日】広島5−2楽天
 @マツダスタジアム(広島市)