中東情勢を受け、政府は25日にイランとイスラエルから日本人を退避させる方針であることが分かりました。イランからは3回目、イスラエルからは2回目の実施となります。

 外務省関係者によりますと、政府は25日、イランのテヘランから隣国のアゼルバイジャンに日本人とその家族をバスで退避させる方針です。

 これまでイランからは87人の日本人らを退避させていました。

 同じく25日に、イスラエルから隣国のヨルダンにもバスで退避させる予定で19日に日本人ら21人を退避させたのに続き2回目です。

 今回退避するのは、合わせて数十人規模になる見込みです。

 イスラエルでは、これまで閉鎖されていた空港が23日から限定的に再開していてジブチに待機させている自衛隊機を使った空路での退避も検討されています。

画像:19日イスラエル・退避する日本人らを乗せたバス