「大川原化工機」を巡る冤罪(えんざい)事件で、検察の捜査の違法性を認定する判決が確定したことについて、鈴木法務大臣が24日の閣議の後の会見で会社側に謝罪しました。
鈴木法務大臣 「検察官の勾留請求、公訴提起が違法とされたこと、真摯に受け止めるとともに大川原化工機、その関係者の皆様方に多大なご負担をお掛けしたことをおわび申し上げたい」
勾留中に胃がんが見つかり、その後死亡した元顧問の相嶋静夫さんや遺族に対しては「哀悼の誠を捧げたい」と話しました。
また、大川原側が求めている検証チームに第三者を入れることについては「検察当局が判断する」としたうえで「対応について強い関心を持って注目する」と述べました。