大雨予報の25日、傘の“横持ち”が危険です。人に当たると“ピアノ1台分の衝撃”。やってはいけない横持ちをご存じですか。
■“傘の横持ち”危険
「長い傘を腕を振るように持っている人が多くて、頭に当たりそうになったことがある」
身の危険を感じることもあるという傘の“横持ち”。
■実際に街では…
実際に街を見てみると…、傘を横や斜めに持った人が通り過ぎていきました。
エスカレーターでは斜めに持った傘が後ろの人に当たりそうな場面が…。
「今、ベビーカーを前向きにしているが、子どもの近くを(横持ちで)歩いている人がいたら気になる。横持ちをしている人の周りは歩かないようにしている」
■傘の先端が当たったら?
危険な横持ち、もし傘の先端が当たったらどれくらいの衝撃になるのでしょうか。
東京都が横持ちを再現した装置で実験を行いました。
傘が当たったマネキンは…大きくのけぞりました。厚さ1.6ミリのガラスでは、粉々になりました。
東京都によると、この衝撃はピアノ1台およそ240キロがぶつかるのと同じくらいだといいます。
■東京都の呼び掛け
東京都は、傘の横持ちをせずに先端が真下を向くようにすることを呼び掛けています。