日差しが強く、6月にもかかわらず連日暑さが続く日本列島。

 高温になりやすい車のダッシュボードにモバイルバッテリーを放置してしまうと、本体が徐々に膨らんでいき、煙が出てきました。

 すると、わずか数秒のうちに発火し、激しく燃え上がります。火はダッシュボード全体にまで広がりました。

 NITEによりますと、モバイルバッテリーなどリチウムイオン電池が搭載された製品による事故は、気温が上昇するにつれて増加し、8月にピークを迎えるということです。

 電池内部の温度が上昇すると発火するリスクが高まるため、直射日光が当たったり、高温になったりする場所への放置は厳禁。

 NITEは、万が一火が出た場合は大量の水で消火し、可能であれば水に沈めた状態で119番通報するよう呼び掛けています。

(「グッド!モーニング」2025年6月30日放送分より)