仙台市の小学校で、教師に代わり民間のスイミングスクールのインストラクターが学校の水泳の授業で指導する実証事業が始まりました。
仙台市教育委員会は、児童生徒への安全できめ細かな水泳指導やプールの水質管理といった教員の負担軽減などを目指そうと、6月から小中学校8校で実証事業を始めました。 このうち泉区の高森小学校では30日、民間スイミングスクールのインストラクター3人が、6年生の児童約30人に水泳の授業を行いました。
授業では児童が水泳のレベルごとに3つのグループに分かれ、インストラクターからバタ足の方法などを教わりました。
児童「コーチたちは1人1人の事を気にして、1人1人に違うような教え方をしている」「すごくためになるのでぜひ続けてほしい」
高森小学校佐々木結任教諭「インストラクターさんに指導をお願いして、担任は評価というところで負担軽減になっていると思います」
仙台市教育委員会では、アンケートなどを実施して今後の民間委託についての方針を年度内にまとめることにしています。