工事現場での労災事故や熱中症を減らそうと、宮城労働局が現場をパトロールしました。

 パトロールでは宮城労働局の小宅栄作局長など職員14人が、仙台市の泉区役所新庁舎の工事現場を視察しました。

 職員たちは基本的な安全対策についてやエアコンを備えたクールハウスの状態など、6月から職場で義務化された熱中症対策などについて念入りにチェックしました。

 宮城労働局小宅栄作局長「広く全ての従業員に熱中症対策を知ってもらうのがポイントになるので、よろしくお願いしたい」

 宮城労働局によりますと、2024年に宮城県の建設現場では269人が労働災害でけがをして、このうち3人が亡くなっているということです。