政府の地震調査委員会はトカラ列島近海での地震活動について、この地域では1995年以降で最大規模の地震活動であるという見解を示しました。
鹿児島県十島村で起きた最大震度6弱の地震を受けて地震調査委員会は4日、臨時の会合を開きました。
調査委は午後4時までに震度1以上の揺れが1201回発生するなど活発な活動が続いていて、1995年以降の地震活動の中で最も地震回数が多いと評価しました。
また、一連の地震活動の要因については特定できないとしています。
平田直委員長は「1週間程度で終わるわけではない」としたうえで、収束の時期を見通すことは難しいと話しました。