東北学院大学の大学院は、社会人を対象に経営や財務分野の専門知識を習得することができる新たなコースを設定すると発表しました。年間30万円が給付される奨学金制度なども盛り込まれています。

 東北学院大学によりますと、新たな学び直しの取り組みは社会人を対象としていて、働きながらそれぞれの企業でのスキル向上やより専門性の高い知識を習得してもらうことが狙いです。

 2026年度から新たに導入されるのは、経営学やマーケティングを学ぶ経営者・実務家スキルアップコースと、税務やファイナンスなどを学ぶ税務・会計プロフェッションコースです。

 社会人の学生には、年間30万円の返還不要の奨学金を給付する制度が準備されているということです。

 東北学院大学大西晴樹学長「地元から地域から学ぶ学習者を募集して、地域にお返ししたい。専門家を東京から呼ばなくても地域の事情に通じ、高度な地域判断ができる人材がいれば、地域がより豊かなものになると確信しております」

 4日に発表された東北学院大学の大学院改革は、2026年度から始まるということです。