酒やみそ、菓子などの原料となる加工用米の不足が懸念されるなか、小泉農林水産大臣は加工用として8月にも備蓄米を販売する考えを明らかにしました。
小泉農水大臣 「事業者の皆様が安心して経営を継続していただけるように、加工原材料用向けに備蓄米を販売することとしたいというふうに考えています」
今年は生産者が作付けを主食用米に切り替える動きが顕著で、食品加工業界などからは原料として備蓄米の早期放出を求める声が上がっていました。
販売する量は今年の加工用米の作付面積などを見て検討し、8月の販売開始を目指すとしています。
また、すでに小売り業者に販売した備蓄米の精米作業を早めるため、今月7日から省内にサポートチームを設置するということです。