仙台市の大学職員の60代の男性が、SNSで知り合った人物から投資話を持ち掛けられ、現金4300万円をだまし取られました。警察が特殊詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと、男性は、2025年1月下旬、インターネット上の投資講座に申し込んだことがきっかけで、投資講座の講師を名乗る人物を通じて投資のSNSグループに招待されました。
男性は、この人物から「企業から直接株を購入することで安く購入できる」などと言われ、アシスタントを名乗る人物から指示されたサイトに登録しました。
男性は、アシスタントを名乗る人物から指定された口座に、3月18日から6月3日の間、9回にわたり計現金4300万円を振り込みました。
画面上では利益が出ていたということです。
男性は、その後、現金を引き出そうとした際に、数百万円の手数料を要求されたことを不審に思い、弁護士に相談したことで、被害が発覚しました。
警察は、SNSで知り合った相手からのもうけ話は詐欺と疑い、警察などに相談するよう呼び掛けています。