原子力規制委員会は、2024年に再稼働した東北電力の女川原発2号機を視察しました。震災により10年以上停止していた原発の安全管理や、技術の伝承などを確認しました。
原子力規制委員会の長崎晋也委員ら10人は、10日と11日の2日間の日程で、2024年に再稼働した女川原発2号機を視察しました。
委員らは、中央制御室や非常時に炉心を冷却するための設備などの稼働状況や、安全管理が適正に行われているかを見て回りました。
女川原発2号機は震災後10年以上にわたって停止していたことから、委員らは技術や安全管理が次の世代に伝承されているかを確認しました。
原子力規制委員会長崎晋也委員「何に着目しなきゃいけないのか、しっかりと次の世代に伝えていってるっていうのは良く分かりました。そういったことをいかに(建設予定の)使用済み核燃料施設の中に反映させていくのかということを、これからしっかりと考えていきたいと思いました」