参議院選挙で若者の投票率を向上させようと、センキョ割が始まっています。

 宮城県によりますと、前回2022年の参院選宮城選挙区では全体の投票率50.59%に対し、18歳と19歳は36.07%、20代は33.46%となっています。

 センキョ割は、若い世代の投票率向上を目指す取り組みです。

 宮城県では宮城大学の学生が主体となって前回の参院選から実施していて、2023年の宮城県議選、2024年の衆院選に続き今回で4回目です。

 投票所に行くともらえる来場カードや、投票所の看板と一緒に撮った写真などを参加店舗で提示すると、値引きなどの特典が受けられます。

 この日は、学生たちがセンキョ割に参加する店舗にお礼の手紙を書き、ポスターと一緒に封筒に入れていきました。

 宮城大学4年家子美月さん「選挙になかなか行きづらく感じる人も多いと思うんですけど、是非センキョ割を利用して選挙に気軽に行ってもらえたらうれしいです」

 宮城県では飲食店や映画館など約100店舗がセンキョ割に参加予定で、ホームページで対象店舗が確認できます。