証券口座の乗っ取りによる不正売買を巡り、インターネット証券のSBI証券と楽天証券、松井証券は被害を受けた顧客に対し、原則として被害額の半分を補償する方針を発表しました。

 発表によりますと、3社はそれぞれ被害額の50%を金銭で補償します。

 SBI証券と楽天証券は一律1万円の見舞金も渡すとしています。

 日本証券業協会は5月に、メールなどによって偽物のウェブサイトに誘導してパスワード情報などを入手する「フィッシング詐欺」で不正取引の被害に遭った顧客に対し、一定の補償を行う方針を発表しています。