ロシアのプーチン大統領は、新型の中距離弾道ミサイルを軍に配備したと明らかにしました。
1日、ロシアを訪問中のベラルーシ・ルカシェンコ大統領と取材に応じたプーチン大統領は、新型の極超音速中距離弾道ミサイル「オレシュニク」の量産が完了し、軍に配備したと明らかにしました。
年末までに同盟国であるベラルーシにも配備するとしています。
「オレシュニク」はヨーロッパ全土とアジアの一部を標的にすることが可能で、西側諸国への牽制(けんせい)とみられます。
また、プーチン大統領は、アメリカのトランプ大統領から「失望している」と名指しで批判されたことを念頭に、「すべての失望は過度の期待から生じる」などと述べました。
トランプ大統領が追加制裁を科すとした期限が迫るなか、譲歩しない構えです。