ガソリンの暫定税率の廃止を巡り与野党6党の実務者が協議を行い、年内の廃止に向けた移行措置としてガソリン補助金を積み増す案について議論しました。
自民党 宮沢税調会長 「いずれにしても財源問題を含めた全体のセットが何より大事であって、早期に決着をつけるということについては、私どももやぶさかではないので」
野党は11月から暫定税率を廃止する法案を提出していて、それまでの間はガソリン補助金をいまの10円から段階的に引き上げることを提案しています。
協議の中で政府は、補助金を引き上げた場合、来年3月末までに予算が不足するなどの問題点を指摘しました。
次回の協議では、ガソリン減税の実現に向けた恒久的な財源について議論します。