トラック運転手の人手不足を補おうと、宮城県の運送会社が外国人ドライバー2人を採用しました。
外国人ドライバーを採用したのは、大和町に本社を置く富田運輸です。4日に大衡村の物流センターで入社式を行いました。
入社したのは、タイ出身のスナワポンさんとティーラポンさんです。
2人は外国人労働者の在留資格である特定技能のうち、自動車運送業を取得しています。
運送業界で深刻化する人手不足を解消しようと2024年に追加され、企業は外国人ドライバーを雇用できるようになりました。
富田運輸ではドライバーの高齢化が進んでいて、新たな人材の確保に苦労していたということです。
富田運輸松田雅範国内輸送統括本部長「完全に私どもは社宅を提供させてもらっていますので、衣食住全て会社の方で100%サポートしていきます」
今後は日本の大型免許を取得し、年内にもドライバーとしてデビューする予定の2人は、入社式の後にトラックの安全点検などを教わっていました。
富田運輸は、今後も外国人ドライバーを増やしていく方針です。