宮崎県都城市の川では一時「氾濫危険情報」が発表され、市内全域に避難指示が出されています。

 (児玉泰一郎アナウンサー報告)  宮崎市にあるテレビ宮崎の屋上からお伝えします。

 宮崎市内は8日午前8時ごろまで、雨が強まったり弱まったり断続的に降り続いていましたが、現在はやんでいる時間帯の方が長くなっています。

 宮崎県の西部、都城市では、8日午前4時9分までの1時間に、58ミリの非常に激しい雨を観測しました。

 大淀川の上流、都城市の岳下橋では、水位が氾濫危険水位を超え、一時「氾濫危険情報」が発表されました。

 これを受けて、都城市は市内全域の7万4036世帯に避難指示を発令しています。

 県危機管理課によりますと、今のところ人的被害は確認されていないということです。