8日に大雨特別警報が出された鹿児島県では住宅が倒壊した現場で10日朝、行方不明となっていた住民とみられる1人が心肺停止の状態で救出されました。
鹿児島県では8日に線状降水帯が発生し記録的な大雨となるなか、姶良市蒲生町で山の斜面が崩れ住宅などが倒壊しました。
住民の1人である30代の女性と連絡がとれず警察と消防が捜索を続けていましたが、10日午前7時前に警察が現場で女性らしき人を発見し、その後救出しました。
心肺停止の状態で、家族が現場で女性本人であると確認したということです。
鹿児島県では大雨の影響で土砂崩れによる道路の通行止めが各地で発生しているほか、水道管が破裂し、10日朝の時点で霧島市・姶良市のおよそ3万5000世帯で断水が続いています。