宮城・東松島市の東日本大震災の被災地で漁師が育てる「復興のモモ」の収穫が盛んに行われています。

 東松島市宮戸地区では、震災の津波で被災した農地で地元の漁師らが、9年前から「あかつき」など3品種約170本のモモを栽培しています。

 夏の高温と少ない雨の影響で、例年より2週間ほど遅い7月末から収穫が始まり今が最盛期です。

 実は小ぶりですが糖度は最高で17度と甘さがあります。

 奥松島果樹生産組合尾形善久組合長「お客さんが、今年は甘いと喜んでもらった。今までにないくらい甘い」

 収穫したモモは直売所や地元のスーパーなどで販売しています。収穫は今月いっぱい続きます。