夏の暑い時期に神社などに参拝する夏詣をご存じでしょうか。宮城県岩沼市の神社には、1年の残り半分の無病息災を願う多くの参拝客が訪れていました。

 岩沼市の竹駒神社では、1000個以上の風鈴や風車を飾り付け、涼しげな空間を演出する夏詣が行われています。

 竹駒神社・平澤紀穂権禰宜「少しでも涼を感じてもらって残り半年間、また無病息災でいていただけるように過ごしていただければ」

 夏詣は、10年ほど前から東京の浅草で始まり全国に広まったもので、宮城県内でも約20の神社仏閣が新たな夏の風物詩として行っています。

 竹駒神社では、夏詣期間限定のお守りや御朱印を準備して、参拝客を迎え入れています。

 参拝客「本当に涼しい感じがしますよね。なかなか見ることもないので非常に夏らしさを感じている」「素敵ですよね。涼しげで」

 そして、夜になると風鈴は違った表情に。境内はライトアップされた空間に演出され、多くの人たちが涼を求めに訪れていました。

 参拝客「きれいです。紫色の風鈴が好きです」

 竹駒神社の夏詣は8月末までで、ライトアップは午後9時まで行われています。