12日、1年1カ月ぶりに過去最高値を更新した日経平均株価は13日も値上がりし、初めて4万3000円台をつけました。

 12日に発表されたアメリカの消費者物価指数は緩やかな上昇にとどまり、アメリカの関税を巡る影響への懸念が後退しました。

 アメリカでは来月にも利下げが行われるとの見方が広がり、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数が最高値を更新しました。

 日経平均株価も13日の取引開始と同時に初めて4万3000円を突破、上げ幅は一時500円を超えました。

 市場関係者は、お盆休みで個人投資家の取引が少ないなかで買いが集中し、上昇幅が大きくなったとみています。