乾燥大麻約1トン、52億円相当をベトナムから密輸したとしてベトナム国籍の女らが逮捕・起訴されました。一度に押収された違法薬物としては過去最大です。

 ベトナム国籍のファム・ゴック・テゥイ被告(51)ら3人は6月、ベトナムから乾燥大麻約1トン、末端価格にして52億円相当を営利目的で密輸などをしたとして逮捕・起訴されました。

 厚生労働省麻薬取締部によりますと、ベトナムのダナン港を出港し、6月に東京港に到着した貨物船のコンテナの中には段ボール200箱分の乾燥大麻が入っていて、一度に押収された違法薬物の量としては過去最大ということです。

 ファム被告は乾燥大麻の密輸グループの主犯格だということです。

 麻薬取締部は3人の認否を明らかにしていません。