今年のお盆休み期間に全日空や日本航空の国内線や国際線を利用した人は去年を上回り、合わせて327万人に上ったことが分かりました。

 全日空によりますと、お盆休み期間の8月8日から17日までに国内線を利用した人は159万人ほどで、去年のおよそ1.07倍となりました。

 大阪・関西万博が開催されている関西方面の搭乗率は93.3%で、最も高くなりました。

 新しいテーマパークが開業した沖縄やベストシーズンの北海道も好調でした。

 国際線は26万4000人ほどで、去年のおよそ1.13倍でした。

 ハワイ路線は、お盆期間で過去最多となるおよそ2万3000人が搭乗しました。

 ヨーロッパ方面やシンガポール、バンコクなどのアジア方面も好調でした。

 日本航空は、国内線を利用した人は118万5000人ほどで去年のおよそ1.05倍、国際線は23万人ほどで去年のおよそ1.1倍となりました。

 国内では中国・四国方面や、九州や沖縄方面が、海外では北米や東南アジア、ハワイ路線などが前年を上回ったということです。