仙台89ERSは10月のシーズン開幕に向けて初の全体練習を行い、ディフェンスの連携を確認するなど約2時間汗を流しました。

 新加入の6人と、モンゴルリーグへの挑戦を表明している片岡など13人が参加しました。

 今シーズンから指揮を執るタシュニーヘッドコーチが重視するのは、ディフェンスです。練習では位置取りや連携などを確認し、堅い守備から速攻を狙うチームの方向性を選手に伝えました。

 タシュニーヘッドコーチ「全てのチームはディフェンスからシーズンを始める。優勝するには良いディフェンスが必要。速い展開のバスケや3ポイントが入る試合はワクワクするけど、勝利にはディフェンスが必要なのでシーズン序盤はディフェンスを強化する。それが攻撃をカバーしてくれる」

 5対5のミニゲームでは、軽快な動きを見せていたのは新加入のカルバーは、NBAの2019年ドラフトで全体の6位指名を受けて、4シーズンNBAでプレーしてきました。

 カルバー選手「このチームは前シーズン苦しんだけど、自分のプレーでインパクトを与えたい。もちろん優勝を狙っている」

 来日してまだ4日、カルバーが覚えた日本語は。

 カルバー選手「アリガトウゴザイマス」「ミズクダサイ」

 東地区最下位に沈んだ前シーズンからの巻き返しを。新生ナイナーズの戦いが始まります。

 B1のリーグ戦は10月4日に開幕します。ゼビオアリーナ仙台で茨城ロボッツと対戦します。