政府は、宮城県と岩手県に設置している復興局を2026年3月で廃止する方針を固めました。
東日本大震災からの復興に向けて政府は2012年2月に復興庁を発足させ、出先機関として宮城、岩手、福島の3県に復興局を設置しました。
宮城県と岩手県についてはインフラ整備などに一定のめどがついたとして、2026年3月で復興局を廃止します。
今後、被災者の心のケアなどは復興庁で支援していきます。
宮城復興局が廃止されることについて気仙沼市の菅原茂市長は、規定路線だと思うとした上で復興の取り組みが無くなるわけではないので、今後も復興庁と話をしていきたいと述べました。