東北地方の学生が、IT企業の社員から学んだデジタル技術の活用方法を基に新しいサービスを考案し成果を発表しました。

 発表会は、仙台市宮城野区に本社を置くソフトウェア開発会社テクノ・マインドが企画しました。

 テクノ・マインドは、18日から東北地方の大学や高等専門学校の学生を対象に5日間の講座を開催していて、社員のシステムエンジニアらが講師を務めました。

 単にデジタル技術を教えるだけではなく、技術をどのように使えば課題を解決できるか、ノウハウを伝えたということです。

 学生たちは学んだ内容を基に新しいITサービスを考案し、講座の最終日に3つのグループに分かれてアイデアを発表しました。

 このうちの1つ、栄養が偏りがちな1人暮らしの人などの食生活を支援するアプリはAIを活用するなどして、ユーザーごとに最適な食事を提案すると説明しました。

 「マイプレートでは専門家監修の確かな知識に基づき、皆さんの正しい食生活をサポートします。誤ったダイエット方法や偏った食生活から皆さんを守り、健康的で持続可能なライフスタイルを支援します」

 テクノ・マインドは新たな価値を創造できる人材を育てたいとして、毎年この講座を開催しています。