子ども食堂の運営団体と宮城県名取市長による懇談会が開催され、課題などについて意見交換しました。
子ども食堂は、地域住民などが運営して無料や低価格で食事を提供する取り組みで、地域の交流の場にもなっています。
名取市の懇談会は2023年から開催されていて、26日は山田市長と名取市で子ども食堂を運営する7つの団体が参加しました。 「本当に貧困な方って子ども食堂に行ったら、私は貧困だって分かってしまうという事情があって来られないというのもあると思います」「やはり記名式とか申し込みとなるとハードルが高いんですね。本当に困っている人が利用できるような仕組みもあるので」
懇談会では他にも、スタッフの高齢化や人手不足などの課題も上がりました。
なとり子ども食堂渡辺好江代表「直接市長さんとお話できることはいいと思います。貧困と言われる方々が、ここの場所に来てもいいんだと分かってもらうために続けていきたいと思っています」
山田司郎名取市長「本当に必要としている人にどうやって届けていくのかが、1つの大きなテーマだと思います。市としてしっかりと支えていけるような体制を作っていきたい」