スマホに関して使用時間に関する条例案が提出される自治体や使用を制限する国が出てくるなか、教育現場にも変化が現れています。

■スマホ“制限”の動きが加速

 今、スマートフォンの使用を規制する動きが起こっています。愛知県豊明市では全国で初めて、全市民を対象としたスマホ使用に関する条例が市議会に提出されました。「仕事や勉強、生活で必要な時以外での使用を一日2時間までとする」などです。

市民 「難しいかもしれない。2時間以上は使っているので、3時間とか」

 スマホ規制の動きは世界でも広がっています。韓国では法律で、小中高生を対象に来年3月から授業中のスマホ使用が原則禁止となります。

 また、オーストラリアではネット上の危険から子どもたちを守るため、16歳未満のSNS利用を禁止する法案が可決しています。

小学生 「かわいそう」 「(Q.日本でも同じようになったら?)部屋で泣いてるかも」

■「子どもに伝えたい…」教育に変化も

 子どもたちを守るために、正しい知識を早くから教育しようという動きも広がっています。

 SNSや生成AIを利用する子どもたちが増えるなか、こちらの小学校ではネットリテラシーに関する授業が行われています。

教師 「スマホを使っていて『危険だな』と実際に感じたことはありますか?」 特別授業受ける小学6年生 「(オンラインで)ゲームしてたら年齢聞かれたことある」 「知らない人から電話が来た時」

 特別授業では、SNS利用の際に気を付けるポイントや適切な利用方法などについて教わりました。

特別授業受ける小学6年生 「ワンタッチ詐欺とかあるよね。『0円ですよ』ってタッチしたら『5万円払って下さい』みたいな」 「危ない情報には気を付けて、(ネット上には)犯罪とかがあることを意識していきたい」

川崎市立下作延小学校 草刈準也先生 「今年はAI(人工知能)の話を入れてもらったんですけど、あと闇バイトも去年のこの時期はなかったので、毎年毎年アップデートして子どもに伝えていきたいなと思う」

 警視庁によると、2024年にSNSを利用したことで犯罪被害に遭った18歳未満は、全国で1486人に上ります。

特別授業を行ったノートンライフロック 櫻井理沙さん 「年々スマホを持つ世代として(年齢が)低くなってきているので、小学生から学んでいくところが意義があるんじゃないかと思っている」