日本酒造りに使われる米の稲刈りが、宮城県大崎市で行われました。新米で11月に発売される新酒を仕込みます。
大崎市の一ノ蔵では、新酒をいち早く味わってもらおうと早稲種やまのしずくを4ヘクタールで栽培していて、1日から稲刈りが始まりました。
心配された猛暑の影響は今のところ見られず順調に育っていて、収量品質ともに良好ということです。
刈り取った米は25日から始まる仕込み作業に使われ、11月には新酒として楽しめます。
一ノ蔵門脇豊彦総杜氏「新米の特徴でお酒の傾向が決まってくるわけですから、新米作りというものを非常に大事にして、お酒作りに励みたいという風に思っています」
一ノ蔵では、日本酒造りに適した蔵の華や吟のいろはなど5種類の酒米なども栽培していて、日本酒造りで使用する米の約1割を自ら生産しているということです。