アメリカ・ハワイ島にあるキラウエア火山がまた噴火しました。去年12月から数えて32回目です。
USGS(アメリカ地質調査所)によりますと、キラウエア火山の新たな噴火は今月2日、北側の火口で発生しました。
真っ赤に噴き上がる溶岩は最高で高さ100メートルを超え、警戒レベルは4段階中3段階目に設定されています。
現在、溶岩は火口内にとどまっていて、住宅など建物に被害は出ていないということです。
キラウエア火山はハワイ諸島最大の島、ハワイ島の南東部に位置する世界で最も活発な火山の一つです。
今回は去年の12月から数えて32回目の噴火となりました。
専門家は溶岩の通り道「火道」が過去のものと一緒であることから、去年から続く一連の噴火活動だとみています。