将棋の王座戦が4日、シンガポールで開幕するのを前に藤井聡太七冠と伊藤匠叡王が会見を開き、互いの印象を語りました。
藤井聡太七冠
「伊藤叡王とは同い年だが、将棋の棋譜という点では結構、異なるところもあると感じている。その分、伊藤叡王の対局、指し手を見ていると勉強にもなるし、刺激にもなる存在」
伊藤匠叡王
「(藤井七冠と)盤を挟むごとに多くの学びがあるし、私自身、対戦を重ねることで大きく成長できたと感じる。挑戦する気持ちを持ちつつ、一手一手最善を尽くしていければ」
会見後、2人は王座戦の会場となるリゾートホテルで検分を行い、部屋の環境や将棋盤などを確認し、4日の対局に備えました。