メキシコの首都メキシコシティで10日、プロパンガスを積んだタンクローリーが横転して爆発しました。
防犯カメラの映像には燃え広がる炎と消火活動を続ける消防隊員が映っています。
現地当局はタンクローリーが横転し、爆発したことによって火災が起きたと発表しています。
タンクローリーには4万9500リットル以上のプロパンガスが積まれていたということです。
この事故で合わせて28台の車両が焼失し、4人死亡したほか、赤ちゃんと2歳の子どもを含む90人がけがをしました。
爆発が起きたのはメキシコシティの重要な高速道路の1つで、SNSには火災から逃げる人々や救急隊員の映像が多く投稿されました。
また、メキシコの環境省の発表によりますと、横転したタンクローリーを所有していたガス会社は申請の不備でガス輸送に必要な保険書類を更新できていなかったということです。