アメリカの8月の消費者物価指数は前の年の同じ月に比べて2.9%上昇しました。
アメリカ労働省が今月11日に発表した8月の消費者物価指数は前の年の同じ月に比べて2.9%上昇し、市場予想と同じでした。
伸び率は2カ月ぶりに前の月から加速しています。
トランプ政権が進める関税の強化が物価に徐々に影響を与え始めています。
また、物価の変動が大きい食品とエネルギーを除いた指数は3.1%の上昇と市場予想と同じでした。
FRB(連邦準備制度理事会)は今月16日から2日間の日程で金融政策を決める会合を開きますが、市場では利下げを確実視しています。
ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は利下げへの期待感が維持されたことから買いが広がり、一時500ドル以上、上昇しました。