新潟の佐渡市で開かれた追悼式典は、去年の世界遺産登録に際しての韓国との合意に基づき亡くなったすべての労働者を対象に開催されたものです。
ただ、韓国政府は「日本側の追悼の辞に労働の強制性への言及がない」として、2年連続で欠席しています。
日本政府からは、代表として外務省の岡野結城子国際文化交流審議官が出席しました。
岡野国際文化交流審議官 「朝鮮半島から来られた労働者の方々は、戦争という特殊な社会状況下とはいえ過酷な環境の下で困難な労働に従事されました」
佐渡市の渡辺市長は式の終了後、「外交は国が責任を持つべきだが、自治体としても韓国の皆さんと分かり合えるよう交流を進めたい」と話しました。
(「グッド!モーニング」2025年9月14日放送分より)